平成27年度法規問11の問題と解答
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平成27年度法規問11の解答ポイント
- 支線や電線の引張強さと張力を混同しないようにするために、下記の2~4の項目は抑えておくこと。
- 張力とは、糸などの細長い物体が引張られるときに発生する力をいう。
- 引張強さとは、物体が破壊(破断)する荷重のことをいう。
- 荷重とは、物体に外部から作用する力のことをいう。
- 安全率とは、想定外の危険に対処するための保険である。
- (a)の(1)式は、モーメントの式から立式できるのが望ましい。
何故なら、電線と支線の取付高さが同じであるとは限らないし、高圧架空電線の下方に低圧架空電線が施設されている問題が出題されたら、お手上げになってしまうからである。
- H21法規問12では取付高さが異なっている。
- H16法規問11では、支持物に高圧架空電線と低圧架空電線が施設されている。
- モーメントと支線張力計算の立式に関しては、計算問題ポイント集「電気設備技術基準」を参照のこと。