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平成26年度理論問15の解答ポイント
- 理想的な計器は測定対象の回路に影響を及ぼさないので、無いものと見なすことができる。
- 電力計の指示値から回路の有効電力は判明しており、電圧計と電流計の指示値から回路の皮相電力を計算する。
- 回路構成から誘導性負荷であることが分かるので、下向きの電力三角形を書くことができる。
- 皮相電力2=有効電力2+無効電力2
- 上述1~4からこの回路の無効電力の値を求める。
- この回路で無効電力を消費するのは誘導リアクタンスXのみであるので、無効電力Q=E2/Xの式からXの値を求めることができる。
- 無効率sinθ=Q/S=0.8から、Xに流れる電流Ix=12.5×0.8=10[A]を計算し、X=E/Ix=300/10=30[Ω]とすることもできる。