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平成27年度理論問18の解答ポイント

  1. 演算増幅器(オペアンプ)は、その二つの入力端子に加えられた信号の差動成分を高い利得で増幅する回路である。
  2. 演算増幅器の内部は、差動増幅回路+数段階の増幅回路である。
  3. 入力→【演算増幅器内部(差動増幅回路+数段階の増幅回路)】→出力
  4. 演算増幅器をそのまま使用したのでは、利得が大きすぎるので、負帰還をかけて使用する。
  5. 理想的な演算増幅器においては、演算増幅器の二つの入力端子が短絡しているものと見なせる。このことを仮想短絡と呼んでいる。
  6. 理想演算増幅器の特性
    (1) 入力インピーダンス∞
    (2) 出力インピーダンス0
    (3) 電圧増幅度∞
    (4) 周波数特性0~∞
  7. 演算増幅器の計算は、仮想短絡を出発点として計算する。
  8. 利得の計算には対数公式が必要となるので、しっかりと暗記しておくこと。