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平成27年度理論問17の解答ポイント

  1. 本問は与えられている電源電圧の瞬時値式eaから、三相交流回路の角周波数ωと線間電圧Vの値を見出すことができなければ、先に進むことができない。 
  2. 本解答の設問(a)において、負荷をわざわざYーΔ変換しているのは、設問(b)を考慮しているためです。
    もし、本問が設問(a)のみであれば、負荷を変換せずに三相電力Pの計算をするべきです。
     
  3. Δ結線の相電流Iabの位相が線電流Iaより30°進むという関係は、三相交流回路計算ポイント集で記述しているので、自分で探して理解するようにして下さい。 
  4. 三相交流回路に関する知識は断片的に切り取って説明してもあまり意味がありません。体系的に理解するようにして下さい。 
  5. この辺りが電験3種と第2種電工の三相回路の難易度の違いになります。
    暗記ではなく、理解していることが必要。
    【第2種電工の三相回路の過去問題例】
    (1) H27下期/問5
    (2) H26上期/問5
    (3) H26下期/問4