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平成27年度電力問10の解答ポイント

  1. 地中電線路では、電線に電力ケーブルを使用するので、心線(導体)は、絶縁体(誘電体)と外装(金属シース)で囲まれている。
  2. よって、心線と金属シース間には静電容量が存在し、誘電体に電流が流れることになる。
    誘電体に電流が流れると、誘電体内で熱損失が発生し、これを誘電体損と呼んでいる。
    電圧が10[kV]以下であれば、誘電体損は無視でるほどに小さくなる。
  3. 地中電線路では、法令により電力ケーブルを使用しなければならない。
  4. 本問は、誘電体損Wdの公式を暗記していれば簡単な問題である。