平成26年度理論問16の問題と解答
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平成26年度理論問16の解答ポイント
- 電気回路の有効電力は抵抗で消費される。
- 無効電力はリアクタンスで消費されるものと考えることができるが、充電と放電を繰り返し、コンデンサとコイルの充放電のタイミングは真逆である。
- コイルの無効電力を遅相無効電力、コンデンサの無効電力を進相無効電力という。
- 三相交流回路を一相分の等価回路で表しているが、電力の表記は三相分を考えて表記していることに注意する。
- 設問(b)の状況下の誘導リアクタンスは設問(a)の半分なので、遅相無効電力は設問(a)の2倍となる。
- 設問(b)の状況下の電源から見た無効電力が変化しないことから、辻褄を合わせるためのコンデンサの進相無効電力が分かる。