平成26年度理論問13の問題と解答
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平成26年度理論問13の解答ポイント
- 演算増幅器(オペアンプ)は、その二つの入力端子に加えられた信号の差動成分を高い増幅度で増幅する回路である。
- 演算増幅器の内部は、差動増幅回路+数段階の増幅回路である。
- 入力→【演算増幅器内部(差動増幅回路+数段階の増幅回路)】→出力
- 演算増幅器をそのまま使用したのでは、増幅度が大きすぎるので、負帰還をかけて使用する。
- 理想的な演算増幅器においては、演算増幅器の二つの入力端子が短絡しているものと見なせる。このことを仮想短絡と呼んでいる。
- 理想演算増幅器の特性
(1) 入力インピーダンス∞
(2) 出力インピーダンス0
(3) 電圧増幅度∞
(4) 周波数特性0~∞
- 演算増幅器の計算は、仮想短絡を出発点として計算する。
- 入力信号と出力信号が同相の増幅回路を同相増幅回路(正相増幅回路、非反転増幅回路)という。
- 入力信号と出力信号が逆相の増幅回路を逆相増幅回路(反転増幅回路)という。