分圧式と分流式

分圧式と分流式は、合成抵抗の公式とオームの法則による計算過程を省略して、直接(ダイレクト)に抵抗で分圧される電圧と分流される電流を求める公式である。

 

ここでは、1~2で公式を提示し、4~5で導出の確認をする。

 

 

1. 分圧式の公式

下図1のように、2個の抵抗R1[Ω]とR2[Ω]を直列接続して電圧E[V]を加えると、V1[V]とV2[V]に分圧される。

 

2. 分流式の公式

下図2のように、2個の抵抗R1[Ω]とR2[Ω]を並列接続して電流I[A]を流すと、I1[A]とI2[A]に分流される。

 

3. 既知数と未知数

既知数(きちすう)とは、下図3のように値が分かっている数のことである。
未知数(みちすう)とは、下図4のように値が分かっていない数のことである。

 

4. 公式(1)と(2)の導出確認

 

上図の抵抗R1[Ω]とR2[Ω]及び電圧E[V]を既知数とする。
未知数の電圧V1[V]とV2[V]を求める式は、合成抵抗の公式とオームの法則から、下記のように導出することができる。

 

5. 公式(3)と(4)の導出確認

上図の抵抗R1[Ω]とR2[Ω]及び電流I[A]を既知数とする。
未知数の電流I1[A]とI2[A]を求める式は、合成抵抗の公式とオームの法則から、下記のように導出することができる。

 

例題1

下図の回路の電圧V1[V]とV2[V]を分圧式を用いて求めよ。

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例題2

下図の回路の電圧V1[V]を分圧式から計算し、100[V]=V1+V2の式からV2[V]を求めよ。

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例題3

下図の回路の電流I1[A]とI2[A]を分流式を用いて求めよ。

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例題4

下図の回路の電流I1[A]を分流式から計算し、15[A]=I1+I2の式からI2[A]を求めよ。

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