製本直送.comでPDFを製本してみた。

製本直送.comは、1冊から格安・高品質で製本できるサイトです。

個人向けのサービスとしては1冊から格安であることが重要です。
何故なら企業のように何百冊も製本するわけではないからです。
何百冊も製本して1冊当たりの単価が安くても個人では意味がありません。

数冊程度の製本においては、製本直送.com以外の選択肢がないといってもいいでしょう。
このサイトには料金シュミレータが設置されているので、事前にメール等で見積を取らなくても製本料金を確認することができます。

今回は、小学校と中学校で習った算数と数学を思い出すための小冊子のPDFを1冊製本する流れを追っていきます。

【製本するPDFの情報】

  • A4サイズ
  • ページ総数:32ページ(表紙と裏表紙および白紙を含む)
  • カラー

 

 

1. 料金シュミレータでトータル費用を確認する。

製本するPDFの情報を料金シュミレータに入力すると、送料込みで486円になりました。
今回はカラー印刷ですが、モノクロ印刷なら更にお安くなります。

 

  • 上記の「表紙なし」というのは、専用の表紙と裏表紙を用意しないという意味です。
  • 上記の「中綴じ」とは、雑誌のようにホッチキスで綴じる方式をいいます。

 

 

2. 表紙不要コースから原稿を入稿する。要会員登録(無料)


表紙不要コースというのは、表紙がないという意味ではありません。
専用の表紙と裏表紙を用意しないという意味です。
PDFファイルをそのまま製本するコースです。
従って、表紙と裏表紙および本文が同じ紙質で印刷されます。

表紙ありコースであれば、表紙と裏表紙を専用の紙質にすることができます。

表紙不要コースを利用する場合の制限は、ページ総数の上限が48ページであることです。
また、製本の原理上、ページ総数が4の倍数でないと意図しない白紙のページが後ろに追加されます。
今回のPDFは32ページであり、4の倍数なので白紙は追加されません。

 

  1. 製本仕上がりサイズを選択する。
    →A4


  2. 綴じかたを選択する。
    →中綴じ



  3. 綴じ方向を選択する。
    →左綴じ


  4. 裁断位置を選択する。
    →塗り足しなし




  5. 本文のカラーと用紙を選択する。
    →カラー
    →ホワイトしらおい




  6. 遊び紙を選択する。
    →遊び紙なし


  7. 印刷面積率の確認をする。
    →50%未満


  8. 製本するファイルを選択する。
    →該当PDFファイルを選択


  9. 内容を確認して原稿を入稿する。
    →原稿を入稿するボタン


  10. 原稿入稿が完了したら、①「登録済み原稿ダウンロードボタン」を押して入稿PDFを確認し、②「ご注文確認画面に進むボタン」を押して、注文内容、部数、配送先、支払い方法を確認して注文する。

  11. 製本直送から注文確認メールが届く。


  12. 製本直送から発送完了メールが届く。


  13. 到着


  14. 開封


 

 

2. 製本写真一覧

下の写真の通り、綺麗に製本することができました。

 

 

3. 製本直送は自作本を販売することができる。

このサービスはまだ利用したことがないので、「小学校と中学校で習った算数と数学を思い出すための小冊子」を無料配布するときにでも追記したいと思います。

MEMO-メモ

  • 1件毎の注文に応じて印刷を行う。
  • 有料販売のみならず無料配布も可能である。
  • 無料配布をする時は、いたずら防止のための「承認/非承認」機能がある。
  • 後日、無料配布元に月毎の一括請求が来る。
  • 手数料が15%上乗せされるが、注文管理および発送の手間を考えれば安い。
  • 無料配布の上限部数を自動設定できるかは不明。
  • 自動設定できない場合は、上限部数に達した以降の注文者の非承認対応が最大の課題